気流と海流の十字路・沖縄
沖縄の空と海で繰り広げられる、地球規模の大気と海洋の「流れ」について解説します。
亜熱帯の中でも沖縄周辺では、上空ではジェット気流が吹き、海では黒潮が流れています。ここでは、壮大な熱と水の循環と交換が繰り広げられています。沖縄は、大気と海洋の循環を解明するための重要な観測地点なのです。この展示では、衛星写真や誰もが使える実験装置、美しいガラス片で沖縄をあらわしたテーブル上での解説映像などにより、地球規模の大気と海洋の循環をわかりやすく解説します。
地球の自転がつくるジェット気流を見てみよう 回転する水槽を地球に見立てて、地球をとりまく大気の流れを調べることができる実験装置です。地球を一巡するジェット気流の様子を体験してください。 ----本展示は終了しました----
地球の自転が引き起こす海流の流れを見てみよう 地球の形をしたボールを回転させると、太平洋の海流の様子が見える実験装置です。沖縄から本州の沿岸を流れる黒潮も、北半球の循環流の一部であることがわかります。
地球全体の大気の動き 人工衛星「みどり」(ADEOS)のマイクロ波散乱計(NSCAT)で観測した海上の風向・風速。
大洋の流れ、表層大循環 人工衛星「みどり」(ADEOS)の海色海温走査放射計(OCTS)で観測した東シナ海の海面温度。