レーダーウォール
■ 偏波で雨粒の形がわかる
s 偏波を利用すると、雨粒の形がわかります。空中にある雨粒は小さい場合は円形ですが、大きくなると上下に少しつぶれた楕円形になります。 雨粒が小さい場合は、垂直偏波と水平偏波の反射波の強さに差はありません。それに対して雨粒が大きくなると、水平偏波の反射波の方が強くなります。このことから雨粒の形がわかり、雨粒の大きさを推測できます。
ブースではシミュレーションを使って、雲の中の雨滴の大きさをレーダで調べる方法を紹介します。