沖縄センターのレーダ
■ 遠距離海洋レーダ
これまでの海洋観測は、ブイや船舶を使った限られたものでした。このレーダでは、陸上から約200km沖合までの海流を長期にわたって連続観測できます。気候の変化と海流との関わりを明らかにします。
具体的には,短波帯の電波を海面に向かって照射し、海面の波浪による後方散乱波を受信して、送信波と受信波の周波数の差や受信した信号の強さを計測することにより、海洋の表面の流速、海上の風向き、波浪などを測定します。