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短波海洋レーダ短波海洋レーダの応用例短波海洋レーダによる流速場の観測例遠距離海洋レーダの開発遠距離海洋レーダの主要緒元 / 9.2MHzと24.5MHzの電波の伝播損失の比較遠距離海洋レーダと洋上観測プラットフォーム[COMPASS]遠距離海洋レーダのアンテナシステム遠距離海洋レーダの構成遠距離海洋レーダによる海流観測例

短波海洋レーダ

短波海洋レーダは、陸上に設置したアンテナから海面に短波帯(3〜30MHz)の電波を照射し、海面の波浪による後方散乱波を受信して周波数解析することにより海流、波浪、海上風などを測定することができます。

短波海洋レーダは広範囲を同時刻に観測できるという特徴があり、陸上から観測できるため長期間の観測にも適しています。

観測模式図

図2は短波海洋レーダで受信した信号のドップラースペクトルの模式図です。一次散乱から海流、海上風向、二次散乱から波浪の情報が得られます。

ドップラースペクトル模式図

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