24.5MHzの短波海洋レーダでは海流の観測が可能な距離が70km程度であるため、黒潮などのように非常にスケールの大きな海流を観測するには距離が足りません。2001年に新しく開発した遠距離海洋レーダは、200km沖合いまでの流れが計測できますので、黒潮の観測も十分可能です。