2001年台風16号
これらの図は、2001年台風16号が接近して雨が降っていない時刻に得られたドップラスペクトルです。レーダのアンテナビームの方向が上段の左から右へそれぞれ鉛直、北向き、南向き、下段の左から右へ東向き、西向きになっています。鉛直方向以外のビームは天頂角10.5度傾いています。横軸はドップラ速度で、中央が静止している散乱体(地面)からの信号成分となります。着色部分は散乱信号の強さを表しており、左右へうねっているのは高さ別に風の強さが異なるためです。縦軸はレーダからの距離で、最高約16kmからの信号を受信できています。
(2001/09/07 11:22 2.00ms 8bits)
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