2001年台風16号
400MHz帯ウィンドプロファイラは大気乱流だけでなく、降水粒子に対しても感度が高いレーダです。
この図は降雨期間中の場合で、赤色は降水粒子からの強い散乱信号を表します。
400MHz帯ウィンドプロファイラの場合、大気乱流による散乱信号と降水粒子による散乱信号は比較的容易に分離できるので、降水中にも風速及び降水強度についてある程度計測が可能です。雨は下向きに動いているためにレーダーに向かってくる方向にドップラー速度を持ちます。データでは向かって左側にあるのが雨の成分ということになります。
(2001/09/07 14:45 2.00ms 8bits)
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